石臼の雑記

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GTA5の思い出 ~愛すべき無法地帯を振り返る~

 

Grand Theft Auto V(通称GTA5)というゲームをご存知だろうか。

2013年にロックスターから販売された、PS3(他PC等)で遊べるオープンワールド型アクションゲームである。オンラインでのマルチプレイは自由に見た目をクリエイトしたキャラクターを操作し、他プレイヤーと協力して銀行強盗したり、車を思い思いに改造してレースしたり、ドンパチで対戦したりといったやれることの幅広さから凄まじい人気を博したゲームだ。

記憶が正しければPS4にハードを変えることで割と最近までアップデートしていたゲームだが、いかに名作といえど5年前のゲームということで多くの人には過去の作品という認識になっていることであろう。 

今回はそんな熱も去ったタイミングである今、GTA5の無法地帯っぷりを象徴する思い出話を綴ってみたいと思う。

 

 

 まず前提を知らない人に説明すると、GTA5は(主に他プレイヤーへの攻撃行為的な意味で)非常に自由度が高いゲームである。オンラインモードで遊ぶ場合、1つの部屋に入れる人数に限りはあれど、基本的にプレイヤーは同じ1つのオープンワールドに放り込まれ、そこではいろんな形での他者とのコミュニケーションが可能となる。

元がギャングだの車両強奪だの銀行強盗だのをメイン?としたゲームだけに、銃器や火器は非常に豊富だ。

拠点から一歩出れば蜂の巣にされる、車両に仕掛けられた粘着爆弾で乗った瞬間爆発される、のどかにドライブしていたら戦闘機からミサイルが飛んでくる。ゲームに知らないうちはあまりに荒唐無稽で突拍子もない死に笑えてしまうほどにオンラインと殺しあいは密接な関係だった。

 

そこで自分が最初にやったことは、1人部屋(オンラインのソロモード)でしばらく遊ぶという選択である。

いかに自由度が高いゲームといえども最初からなんでもできるゲームではない。遊んだ度合に応じてキャラクターのステータスは上がるし、アンロックされる武器や車両も増える。

元から殺し殺されのためにGTA5を買ったわけではないため、この地道にやれる要素を増やしていくソロプレイの期間は、RPGで地道にレベル上げする作業が好きな自分にとって全く苦ではない楽しい期間であった。自分のペースで好きなことできるし。

 

そして数カ月の後。流石にマルチを全く遊ばないというのはゲームを十二分に満喫したとは言い難いため、気付けばランクが70とかになっていた自分はようやく野良部屋に入ることにトライしてみたわけである。遠くで爆音が聞こえるワールドで様子見すること数分、とあるプレイヤーからメッセージが届いた。

「チーターですか?」 

かけられた第一声が全く身に覚えのない嫌疑である。おそらくは自分のような清廉潔白なプレイヤーでも裏では非道をしているがゆえの問いかけなのだろう。さすがGTA5の世界、しょっぱなから争いあう人の姿を感じさせてくれる。

 

いくらかメッセージを交わしたところ自分が疑われた理由はキルレシオ(他プレイヤーを殺した数 / 殺された数)が0だから、ということらしい。

それまでずっと他プレイヤーと関わる機会が0だった自分は殺しも殺されもしていない。そのためキルレシオも当然0だったのだが、どうやら世にはそれにこだわるプレイヤーがそうしたステータスを改竄する者もいるらしく、それゆえの疑いだったようだ。

 

しかしその理屈でいくと、

キルレシオが0はありえない=GTA5で人を殺さない遊び方はありえない

みたいな理屈である。どこの戦闘民族だお前は。血が争いを求めているのだろうか。

 

それまでソロプレイ派だった旨を説明したところ、普通に納得してくれて疑いも晴れた。なんだ普通に話が通じるじゃないか。GTA5といえども全てのプレイヤーが戦闘狂ではないらしい。

「殺しあいしませんか?」

そう思った次のメッセージがこれである。なるほど確かにいきなりライフルぶっぱなすよりは礼儀正しいもんね、決闘にも流儀はあるよね。わけがわからないよ。

 ちなみにその出会いでは面倒だから逃げたところヘッドショットされました。さすがGTA5のマルチ。今後の波乱万丈なグラセフ生活を初日から体験させてくれる、それがマルチプレイデビューした日の思い出である。

ソロプレイに帰ろう。帰ればまたうんたらかんたら。

 

ここで話は逸れるが、自分がGTA5を買ったきっかけはとあるゲーム実況者である。

その実況者は魅せプレイや効率的な攻略とは無縁。落ち着いた大の大人がだらだらと駄弁りながらプレイしてるような動画で、友人同士の大人が集まっている雰囲気を垣間見れるその動画に惹かれGTA5に興味を持った、という経緯がある。

つまりはゲームの面白さもさることながら、マルチで気兼ねなくダラダラできる友人ありきの実況の面白さに惹かれてゲームを買ったのであるこの男は。今でこそTwitterを通じて4~5年の付き合いの方はいるが、当然当時はそのような付き合いもない。あとSkypeすら知らない。GTA5を買うまでいんたーねっとに繋がるゲームなんてやったこともない。

自分の魂がソロプレイに没頭できるオタクの形をしていたから致命傷に気付かなかったが、傍から見たらなんでこいつはこの動機でGTA5を買ったんだ?となること請け合いである。買っても基本ソロでしかやってないし。

 

あぁ懐かしきGTAオンラインの世界、目があったらドンパチ開始というポケモントレーナー並に戦闘へのハードルがガバガバな世界。

GTA6が発売されるなら2018年になるのでは?みたいな説を数年前に見た記憶があるのだが、前述の通りPS4版GTA5のアップデートの情報は見れど6の音沙汰はなし。またあのオープンワールドを改造車でかっ飛ばせる日を地味に待っているのだけど、いつになるのですかねロックスターさん。