石臼の雑記

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話題のコスプレセックスAVを見てみた話

 

Twitterではコスプレセックスが大ブームである。

否、正確には「コスプレセックスしたいと怨嗟の声をTwitterに漏らすこと」が大ブームである。昼にTwitterを見ればコスプレセックスしたいと嘆く人がいる、夜にTwitterを見てもコスプレセックスしたいと嘆く人がいる。このムーブメントは去年後半あたりからのものだと認識しているが、正確にはわからない。しかし、今日もTwitterではレイヤーとあわよくばお持ち帰りな展開になる未来を夢想して140字に願いを込めるフォロワーが見られるのは事実である。

 

 

あまりにも毎日コスプレックスを求める声を見ていると、コスプレものに興味のない自分が異端なのではなかろうかという疑念すら湧いてくる。もしかしたら自分以外の人間の三大欲求はいつのまにか「食欲・睡眠欲・性欲」から「食欲・睡眠欲・コスプレセックス欲」に変わっているのだろうか。もしその場合、謎の組織からの刺客であるエロ衣装で銀髪ショートヘアのスレンダー美少女に「あなたはまだ“教育”がお済みでないようですね……」とコスプレセックスの良さを教えられてしまうかもしれない。さらにひどい場合はその美少女に既成事実から入籍させられて幸せな家庭を築いてしまう恐れもある。もしそうなったらと考えると恐怖で夜しか眠れない。

 

しかし私の目の前にコスプレックスの良さを教えてくれる銀髪美少女は現れないので、今の自分にすべきことは冷静に現実を見つめ考察することである。

私は二次元と三次元を全く別個のもとと考えておりいまいちコスプレセックスの良さをイメージできずにいた。しかしこれだけ人気があるということは大きな需要を産みだすだけの価値があるということだろう。見もせずに良いものではないと決めつけることは愚の骨頂、人は老いて死ぬのではなく前進を止めたときに死ぬのだ。

ということで適当に人気そうなコスプレAVを実際に見ることにした、というのが今回の経緯である。

 

実際に見た、というか見る前の段階で感じた明確なAVにはない利点として、入手のハードルの低さが挙げられるだろう。

この手のビデオは分類的には「同人」という括りになるらしく、販売の方法が非常に多岐にわたっている。いってしまえばコスプレセックスは「素人が二次元のキャラクターの衣装を自作してハメ撮りしている映像」なわけだが、そのようなニッチな映像は一般的なルートでは見つからないであろう。私のような東北の田舎に住んでいる人間だと、DMMのようなダウンロード販売サイトにないマイナーな性癖のAVというのは、田舎特有の「本・ビデオ」とだけ書かれたハローマックもとい東京靴流通センターのなれの果てが最後の望みとなる。

しかし同人というカテゴライズされることにより、取り扱うサイトは一気に増える。だいぶ昔のAV女優を探して「本・ビデオ」屋(陰語)の店員に探してもらったのに見つからなかった経験を持つ私としては、いつでもどこでも手に入るというのは21世紀を感じずにはいられない進歩である。

 

次いで中身に関する感想を述べていきたい。

個人的に感じたAVにはない一番のメリットとしては「レイヤー及び男優がうるさくない」という点があった。AVは女体を見るためのものという認識の私にとって、市販のAVにありがちなわざとらしくアンアン喘ぐ女優だとか、「どう……気持ちいい……?ハァハァ」と湿った声を出す男優というのは、どうにも気が散って好かないものであった。

その点私の見たコスプレAVに登場する人物は、基本黙々とセックスしている。映像にある音は布の擦れる音と時おり漏れる「んっ……」という声ぐらいで、粛々と交わる姿が映っているというのは個人的に大きな評価点だ。

 

もう1つの特徴、それもコスプレAVにしかない特有のものとして、レイヤーの「言い訳」感がある。

普通の女性であれば多少の性欲はあれど自身の裸体やセックスしている姿を不特定多数の異性に見せようとは思わないだろう。ましてそれをインターネットを通じて世界中に発信するとなればなおさら避けたいはずである。

しかし事実として世のコスプレAVの数だけ自身のセックスを世界中に公開することに同意した素人がいる。そうした己の痴態をさらけ出すことへのハードルを下げる要素がコスプレという行為がもたらす「言い訳」感である。

自身の乳房、膣内のピンク色、男根に突かれて反射的に悶える姿、いずれもレイヤーにとってはまぎれもない自身の「性」なわけだが、コスプレAVにおいては「この映像で悶えているのは私という一個人ではなく○○というキャラクターである」という恥ずかしさの押しつけが可能となる。セックスの公開という気恥ずかしさをキャラクターに転嫁し、肉体は一人の女として快楽を享受する。

そうした「痴態はキャラクターのもの、と逃げの言い訳をしてまでセックスの公開を受け入れた女の姿」が映像化されているという点では、市販のAVでは見られないものが見られるといっていいのではなかろうか。

お前は勝手に何を考察しているんだと思う方は正しいです。脳みそが海綿体でできているもので正常な判断ができないのです。

 

以上がコスプレセックスに興味関心がなかった男がコスプレAVを見た感想である。

外人かってくらい感じていることをボディランゲージする女優だとか、視覚的にも聴覚的にも映像の占有率が高い竿役が苦手だ、という人には見やすいんじゃないかと思った次第です。